春の嵐なんてもんじゃないけれど
昨年に引き続き、2度目の佐渡トキマラソン。
天候を気にしながら新潟港、6時発のフェリーに乗りました。
海上で、すでに雨が降り始め・・・そんなに強く降らないといいな~なんて思いながら。
両津港 ときわ丸に乗って到着。すでに路面も雨でぬれてます。
幸いスタートの10時30分には雨も止み、去年ほど暑くもなくて。
スターターのゲストランナー谷川真理さん曰く、ハーフは15キロまではマイペース、その後がレースです と。
そうか~なんて思いながら、今年も始まりました。
去年は快晴で5キロ地点で給水はまだ?って位喉がカラカラだったのが思い出されたけれど、今年はそんなに暑くないのには助かりました。
風が段々強くなって向かい風はきついけれど、追い風で走れる所もかなりあって。
15キロを過ぎただろう頃、谷川真理さんの言葉が頭によぎります。
残り3キロかな?って所で、ペースを上げてみたら、なんと昨年より15分もタイムが更新出来ました。
初めて10キロを走って、今回で3度めのハーフマラソン。
いつもいつも苦しいばかりのレースでしたが、初めて楽しいって思える2時間10分でした。
走る時は、いつもラグビーをしている次男を思って走ります。
きつい、苦しい練習を頑張っている彼 ならば、私も頑張ろう。
誰かが頑張っている事で、自分も頑張れます。
ゴールして、一緒に参加した職場の同僚達と参加賞のおにぎりとお味噌汁をいただいていると、なんだか雲行きが怪しく・・・
突然、本当にあっという間です 突風が吹き荒れて行きました。
残念ながら、そこで大会は中止になりました。
その後、佐渡汽船の船は全便が欠航。
なんとか泊まるところを確保でき 翌朝の船で無事に帰宅できたけれど、ぐったり疲れ・・・
初めて佐渡を訪れた方は、離島の突発的なことに、もう懲り懲りと思われた方もいっぱいかもしれません。
それでも、私は子どもたちが小学校の3年間を過ごし、今もなお親しくする友人が住む佐渡が大好きです。
同じチームで参加した先輩友人に、お互い無事に帰れましたよね?とメールを送ったところ、
語りぐさになりそうな大会でしたね^^; とのお返事。
なんだか、その前向きなメールが嬉しくて。
マイナスな要素もいっぱいでしたが、完走出来て、タイムも更新出来ました。
そして何より、楽しいランを味わえたこの大会に感謝したい気持ちでいっぱいです。